「配当金で夜勤を1回減らす」から始まった
私が高配当株を始めた理由は、シンプルでした。
「夜勤1回分(約1万円)の配当があれば、夜勤を1回減らせる」
4年経った今、配当金は月平均1万円ペースに到達しました。魔法でもなんでもなく、やったことは「入金と再投資の繰り返し」だけです。
この記事では、これから始める人向けに、私が実際にやった手順を順番に書きます。
始める前の大前提:この2つがないなら高配当株はまだ早い
- 生活防衛資金(生活費6ヶ月分) が現金である
- 5年以内に使う予定のないお金でやる
高配当株も株なので、価格は普通に2〜3割下がります。生活費を入れると、下がったときに耐えられません。まだの人は最初の1アクションまとめから始めてください。
ステップ①:証券口座は「ネット証券」一択
高配当株投資は、買付手数料と配当受取の仕組みで差がつきます。店舗型証券や銀行窓口はNG。ネット証券(SBI証券か楽天証券)を選べば、
- 米国ETFの買付手数料が無料〜最安水準
- 配当金の受け取り設定が簡単
- 単元未満株(1株から)の購入に対応
私は楽天証券から始めてSBI証券に乗り換えました。乗り換えの経緯と比較はこちらに書いています。
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松井証券(NISA・新規口座開設)
創業100年超の老舗ネット証券。日本株は1日50万円まで手数料無料、NISA対応。日本の高配当株を1株から買いたい人に。
ステップ②:最初は個別株ではなく「高配当ETF」から
いきなりトヨタや三菱UFJなどの個別株を買うのはおすすめしません。私は最初に個別株で失敗して30万円溶かしました。
初心者の最適解は高配当ETF(高配当株の詰め合わせパック)です。
| 選択肢 | 内容 | 分配利回りの目安 |
|---|---|---|
| VYM | 米国の高配当株 約450社 | 約3% |
| HDV | 米国の財務健全な高配当 約75社 | 約3.5% |
| SPYD | S&P500の高配当上位80社 | 約4.5% |
| 日本の高配当ETF | 1489など | 約3〜4% |
1本で数十〜数百社に分散されるので、1社が減配しても致命傷になりません。3つの違いはVYM・HDV・SPYD比較記事で詳しく解説しています。
ステップ③:新NISAの「成長投資枠」で買う
高配当投資の弱点は、配当のたびに税金(約20%)が引かれること。新NISAの成長投資枠なら配当への課税がゼロになります(米国ETFは米国側の10%のみ)。
- つみたて投資枠 → インデックス投資用
- 成長投資枠 → 高配当ETF用
と使い分けるのが私の型です。
ステップ④:買うタイミングは「決めない」
「安いときに買いたい」と思った瞬間、初心者は動けなくなります。私の解決策は毎月の給料日後に定額買付。タイミングを読む技術は不要で、続けることだけが仕事になります。
夜勤手当の半分を高配当ETFに回すと決めてからは、迷いが消えました。夜勤手当を投資に回すシミュレーションも参考にしてください。
私の4年間のリアルな数字
| 年 | 累計投資額 | 年間配当(税引後) |
|---|---|---|
| 1年目 | 60万円 | 約1.6万円 |
| 2年目 | 150万円 | 約4.5万円 |
| 3年目 | 260万円 | 約8.4万円 |
| 4年目 | 380万円 | 約12.5万円(月平均1万円) |
見ての通り、最初の1〜2年の配当は「ジュース代」レベルです。ここでやめる人が一番多い。でも3年目から明らかに雪だるまが転がり始めます。
よくある質問
Q. 高配当株とインデックス投資、どっちがいいですか?
A. 資産の最大化だけならインデックスが有利です。ただ「今の生活に配当というキャッシュフローが入る」心理的効果は数字以上に大きい。私は「土台はインデックス、心の支えに高配当」の二刀流です。
Q. 配当金は使っていいですか?
A. 最初の3年は再投資推奨(雪だるまが早く育つ)。私は4年目から「配当の半分は使ってOK」ルールにしました。
Q. いくらから始められますか?
A. 単元未満株なら数千円から。ETFも1口1〜3万円程度です。金額より「毎月続く仕組み」が先です。
今日からできる1アクション
証券口座を開設して、高配当ETFを「1口だけ」買ってみる。 1口持つと配当通知が届き、世界が具体的になります。学びの速度が本を読むだけの10倍になります。
まとめ
- 高配当株は「生活防衛資金の確保」が先
- 口座はネット証券、最初は個別株ではなくETF
- 新NISAの成長投資枠で配当税ゼロ
- タイミングは読まず、給料日後の定額買付
- 最初の2年は我慢の時期。3年目から雪だるまが転がる
配当金は、夜勤で削った体力の「後払いの回収」みたいなものです。焦らずコツコツ、が一番強い。