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📈 投資(攻め)

【シミュレーション】夜勤手当を全額投資に回したら20年後いくらになる?

夜勤手当は、看護師だけが持っている「最強の投資原資」

看護師の夜勤手当の相場は、おおよそこのくらいです。

勤務形態1回あたりの相場月4〜5回の場合
三交代(準夜勤)3,000〜4,000円
三交代(深夜勤)4,000〜6,000円
二交代(夜勤1回)8,000〜12,000円月3.2万〜6万円

つまり多くの看護師は、基本給とは別に月2〜4万円の「上乗せ収入」を持っています。

問題は、このお金の性質です。

心理学では「メンタル・アカウンティング(心の会計)」と呼ばれますが、人は「頑張って得た臨時収入っぽいお金」ほど気軽に使ってしまう。夜勤手当はまさにそれで、「疲れたから外食」「頑張ったからご褒美」で、気づけば全額消えているお金の代表です。

でも逆に考えると──もともと「ないもの」として生活できるお金だからこそ、全額投資に回しても生活が痛まない。これが夜勤手当が最強の投資原資である理由です。


前提条件を正直に置きます

シミュレーションの前に、利回りの前提をはっきりさせておきます。

  • 全世界株式(オルカン)の過去30年の平均リターンは年5〜7%程度
  • S&P500の過去平均は年7〜10%程度(ただし為替と時期でブレる)
  • 未来は誰にも分からないので、楽観7%・現実5%・保守3%の3本立てで見ます

「年利7%だけ見せて夢を売る」記事にはしたくないので、全部出します。


月2万円を20年間積み立てたら?

年数積立元本年利3%年利5%年利7%
5年120万円129万円136万円144万円
10年240万円280万円310万円347万円
15年360万円454万円535万円632万円
20年480万円657万円822万円1,050万円

現実ラインの年利5%でも、元本480万円が約822万円。プラス342万円です。

保守的な3%ですら177万円増える。銀行預金(年0.1%なら20年で約5万円)とは桁が2つ違います。


積立額を変えたらどうなる?(年利5%)

月積立額20年後の元本20年後の資産額
月1万円240万円約411万円
月2万円480万円約822万円
月3万円720万円約1,233万円

二交代で月4〜5回夜勤に入っている人なら、月3万円ラインが現実的に狙えます。


新NISAを使えば、この利益に税金がかからない

通常、投資の利益には約20%の税金がかかります。月2万円×20年(年利5%)の利益342万円なら、約68万円が税金で消える計算。

新NISAの枠内なら、これがまるごとゼロになります。

  • つみたて投資枠:年120万円まで(月10万円まで)
  • 夜勤手当レベルの積立なら余裕で枠内

具体的な設定手順(30分で終わります)

  1. SBI証券か楽天証券で口座開設(スマホ+マイナンバーカードで10分)
  2. NISA口座を同時申込
  3. 投資信託は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のどちらか1本でOK
  4. 積立設定:毎月の積立日を給料日の翌日に設定
  5. クレカ積立にすればポイントも貯まる

一度設定したら、あとは何もしないのが正解です。


「夜勤1回」を複利で換算すると

二交代の夜勤手当1回8,000円を投資に回すと、年利5%・20年後には約2.1万円になります。

夜勤1回 = 20年後の2万円

私はこれを知ってから、しんどい夜勤の見え方が少し変わりました。「今夜の夜勤は、未来の自分への2万円の仕送り」。そう思えば、ナースステーションの深夜3時も少しだけ頑張れます。


注意点も正直に書きます

  • 元本割れの期間は普通にあります。 私も一時マイナス15万円を経験しました。15年以上の長期なら過去データではプラス圏に収束していますが、5年以内に使うお金を入れてはいけません
  • 生活防衛資金が先。 生活費6ヶ月分の現金を確保してから始めてください
  • 利回りは保証ではありません。「増えなくても困らないお金」でやるのが大原則です

よくある質問

Q. 全額投資はさすがに怖いです
A. 半分でOKです。月1万円でも20年で約411万円(年利5%)。まず「夜勤手当の50%」から始めて、慣れたら増やすのがおすすめ。

Q. 夜勤を減らしたくなったら?
A. 積立額はいつでも変更できます。実際私は夜勤を週1回減らしたとき、積立を月1万円に下げました。「積立額を柔軟に変えていい」と知っているだけで気が楽になります。

Q. 今からだと遅くないですか?
A. 20年後のあなたから見れば、今日が一番若い日です。50代から始めても15年運用できます。


今日からできる1アクション

直近の給与明細を開いて、夜勤手当の金額を確認する。

その金額の半分を、来月からの積立額として仮決めしてみてください。数字が決まれば、あとは口座を開くだけです。


まとめ

  • 夜勤手当は「なくても生活が回る」からこそ最強の投資原資
  • 月2万円×20年=年利5%で約822万円、7%なら約1,050万円
  • 新NISAなら利益への税金(約68万円分)がゼロ
  • ただし生活防衛資金が先、元本割れ期間も覚悟する
  • まずは「夜勤手当の半分」から

夜勤明けの疲れた身体は戻ってきませんが、夜勤手当は複利で増えて戻ってきます。どうせ頑張るなら、未来に残る形で。

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この記事を書いた人

りとる @sashimijyogu1

現役看護師(10年目)。貯金50万円から倹約×高配当株×インデックス投資で30代アッパーマス層に。忙しいナースでも再現できるお金の話を発信しています。

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