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💼 転職×働き方

看護師の履歴書・職務経歴書の書き方【使い回すと落ちる理由と、書き換える1か所】

この記事の結論

  • 書類が通らない原因は、文章の上手さではなく使い回しです。書き換えるのは志望動機の1か所だけで十分
  • 職務経歴書に「◯◯病棟に3年」としか書かないのは、経験を捨てているのと同じ。処置名と件数に翻訳します
  • ブランクや短期離職は隠さない。書かないほうが、面接で不利になります
  • 手書きかPCかで合否は変わりません。誤字と空欄のほうが100倍効きます

この記事でわかること

  • 履歴書で見られている項目と、書き方の型
  • 職務経歴書で「経験を数字に翻訳する」方法
  • 志望動機を施設ごとに書き換える、たった1つの手順
  • ブランク・短期離職・転職回数の書き方

使い回しは、読む側にはすぐ分かる

私も最初は同じ志望動機を全部の施設に出していました。落ちます。

理由は単純で、読む側は同じような書類を何十枚も読んでいるからです。どこにでも当てはまる文章は「うちでなくてもいい人」に見えます。

ただ、全部を書き直す必要はありません。書き換えるのは志望動機だけ。それ以外(学歴・職歴・資格・職務経歴書の本体)は共通で使い回して問題ありません。ここを勘違いして「毎回全部書き直すのが大変だから応募しない」となるのが、いちばんもったいない。


履歴書:見られている項目と書き方

項目見られていること書き方のコツ
写真清潔感3ヶ月以内。スーツ。スピード写真でも可
学歴・職歴経歴の整合性入職・退職の年月を正確に。空欄を作らない
資格業務範囲看護師免許は正式名称で。取得年月も書く
志望動機ここだけが勝負施設ごとに書き換える(後述)
本人希望欄現実的な条件か「貴院の規定に従います」は思考停止に見える。譲れない1つだけ書く

本人希望欄は、空欄か「規定に従います」で埋めている人が大半です。 ここに「夜勤は月4回までを希望します」と1行書いておくと、入職後の食い違いが激減します。書きにくいことこそ、書類に残すほうが安全でした。


志望動機:書き換えるのはこの手順だけ

5分で終わります。

  1. その施設の特徴を1つ探す(募集要項・病院サイト・見学で見たこと。何でもいい)
  2. 自分の経験と接続する
  3. 入職後にどう貢献するかを1文で書く

悪い例
> 貴院の理念に共感し、これまでの経験を活かして地域医療に貢献したいと考え志望いたしました。

どこにでも出せる=どこにも刺さらない文章です。

書き換えた例
> 見学の際、16時台でも記録のための残業をされている方が少なく、業務改善に継続的に取り組まれていると感じました。前職では申し送りの様式変更に関わり、1回あたり10分程度の短縮につながりました。この経験を、貴院の記録業務の効率化に活かしたいと考えています。

違いは文章力ではなく、見学に行ったかどうかです。だから職場見学を先に済ませておくと、書類が一気に書きやすくなります。


職務経歴書:「病棟名」ではなく「処置と件数」

ここでいちばん差がつきます。

もったいない書き方
> 2016年4月〜2021年3月 ◯◯病院 内科病棟

これだと、何ができる人なのかが伝わりません。

翻訳した書き方

`
◯◯病院 内科病棟(一般病床◯床/看護配置7対1)2016年4月〜2021年3月

【担当】
・急性期〜回復期の内科患者を平均7名受け持ち(夜勤時は約15名)

【経験した処置・ケア】
・末梢/中心静脈カテーテル管理、輸液ポンプ、経管栄養
・インスリン導入時の指導、糖尿病教育入院の対応
・看取り(年間◯件程度)、家族対応

【役割】
・プリセプター(新人2名)、感染対策委員会(2年)
・申し送り様式の見直しに参加(1回あたり約10分短縮)
`

ポイントは3つです。

  1. 受け持ち人数と看護配置を書く(忙しさが伝わる唯一の客観情報)
  2. 処置は名前で書く(「一通り経験」ではなく具体名。相手は即戦力の範囲を知りたい)
  3. 数字を1つでも入れる(件数・人数・短縮した時間。正確な数字が無ければ「約」「程度」で構いません)
数字は盛らないでください。面接で必ず掘られます。分からないものは「年間◯件程度」と幅で書けば十分です。

状況別:ここだけ気をつける

ブランクがある
→ 期間を空欄にしない。「2022年4月〜2023年3月 育児のため離職」のように理由を1行書く。書いてあれば、それ以上は追及されません。

短期離職がある
→ 隠すと経歴詐称になります。書いたうえで、面接で説明できるようにしておく(面接で聞かれること)。

転職回数が多い
→ 回数より一貫性。すべての転職に共通する軸(例:夜勤の負担を管理できる環境を選び続けてきた)を1つ用意します。

病棟以外へ移りたい
→ 職務経歴書にその職場で使えるスキルを上に持ってくる。訪問看護なら家族対応と単独判断、企業なら教育・指導経験です。

年収を上げたい
→ 書類より先に、応募先の給与表と賞与月数を見ます(年収が120万円上がった話)。書類は年収を決めません。

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やってしまいがちな失敗

  • 志望動機の使い回し(この記事の本題です)
  • 「一通り経験しました」:何ができるのか伝わらない
  • 数字を盛る:面接で崩れます
  • 本人希望欄が空欄:入職後の条件交渉が不利になります
  • 誤字・施設名の間違い:他院の名前が残っているのが最悪のパターン。提出前に施設名だけは声に出して確認してください

よくある質問

Q. 手書きとPC、どちらがいいですか?
A. どちらでも合否は変わりません。指定がなければPCで問題ありません。手書きにこだわって誤字を残すほうが損です。

Q. 職務経歴書は何枚が適切ですか?
A. A4で1〜2枚。3枚を超えると読まれません。

Q. 免許の正式名称は?
A. 「看護師免許」。准看護師の方は「准看護師免許」と正確に。取得年月も書きます。

Q. 添削してもらったほうがいいですか?
A. 第三者に一度見てもらう価値はあります。紹介会社の添削は無料で使えますが、志望動機まで丸ごと代筆してもらうと面接で答えられなくなるので、直すのは構成と誤字までにしておくのが安全です(転職サイトの使い分け)。

Q. 退職前でも「在職中」と書いていいですか?
A. はい。「現在に至る」と書き、退職予定日が決まっていれば併記します。


まとめ

  • 書き換えるのは志望動機の1か所だけ。他は使い回してよい
  • 職務経歴書は「病棟名」ではなく、受け持ち人数・処置名・数字で書く
  • ブランクも短期離職も隠さない。書いてあれば追及されない
  • 手書きかPCかより、誤字と施設名の間違いのほうが致命的

今日からできる1アクション:職務経歴書に、数字を1つだけ足してください。 受け持ち人数でも、看取りの件数でも構いません。それだけで、書類の情報量が変わります。

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この記事を書いた人

りとる @sashimijyogu1

現役看護師(10年目)。民間病院から公立病院への転職で年収が約120万円アップ。そこから倹約×高配当株×インデックス投資で30代アッパーマス層に。看護師のお金を「①年収→②固定費→③投資」の順番で解決する話を書いています。詳しくは運営者情報・編集方針へ。

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